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結婚式でも慌てない!初心者向け一眼カメラの使い方を詳しく解説

結婚式でも慌てない!初心者向け一眼カメラの使い方を詳しく解説

一生に一度の結婚式、できるなら綺麗に写真に残したい!そう思うことも少なくないことでしょう。最近ではスマホで撮る方も増えていますが、やはり一眼カメラでの撮影にも憧れてしまいますよね。今回は初心者が気を付けるべき一眼カメラでのウェディング撮影について紹介します。

カメラはどう選ぶ?

まずは準備が必要、設定方法も考えます。用意するカメラは、基本的にはレフ機がいいでしょう。撮った後の画面で白トビ警告(ハイライト警告)がすぐに確認できるもの。暗いところでファインダーを覗いても、被写体がよく見える機種。そして、ISOを3000程度まで使えるものが推奨です。

中望遠で広角レンズ

各社の中~上級機であればこの辺りを備えているはずです。むしろ、上級機となると他にもサポート機能がついていることもあります。
レンズは披露宴での障害物を考慮した標準から中望遠。動く被写体が相手なので、手ぶれを気にせずに枚数を多く撮りましょう。集合写真を撮りたい場合は、35mm換算で18mm程度になる広角レンズが必要になります。

ストロボ

次はストロボです。結婚式の野外は時々によって露出が大きく変わりますので、TTLの自動調光のできるストロボは必ず用意しましょう。カメラマンをサポートしてくれます。これがないと上手く撮れないどころか、悲惨な写真となってしまいます。日中の野外であればストロボはいりませんが、多くの結婚式は屋内です。これを押さえるだけで撮影の失敗を減らします。撮影の最初にスピードライトを装着した後は状況によって使い分けを行うのが理想です。

メモリーカード

メモリーカードは信頼のおけるメーカーのものを選びます。後日確認してみたらエラーで消えていた、なんてことが起こらないように、よくよく気を付けましょう。数枚ほど持っていくと万が一のことが起こっても対処できます。また、肝心かなめのバッテリーはきちんと多めに持って行きましょう。

カメラの設定

失敗できない結婚式の撮影、カメラの設定はどうしたらいいのでしょうか。
まず、一番のおススメはP=プログラムオートです。これはカメラが自動的に絞りやシャッタースピードを調整してくれる為、明るすぎず暗すぎない写真を撮ることができます。しかし、ISOの感度は明るいときと暗いときで調節をしましょう。とにかく連写をしたいときにはこの設定でいきます。

上手に撮るコツ

小物撮影や顔をアップにしたいときには、Av=絞り優先モードでいきます。これを使うと背景がぼかされた写真を撮ることができますので、P=プログラムオートと使い分けができるようになるとプロのカメラマンが撮るような写真になるでしょう。
撮り方のコツ・方法はまず悩んでしまうところです。当日のイメージトレーニングも大事になりますので、きちんとどんな写真を撮りたいか、プログラムはどのように進んでいくのかを予め確認しておくことによって、撮影時の慌ただしさがなくなります。天気予報も確認しておきます。降雨がある場合には室内での写真が多くなりますので、そのことを想定して動きましょう。

シャッターは多めに

カメラのシャッターを切るときには落ち着いてなるべく多めに写しておくことが無難でしょう。
新郎新婦との事前の話し合いも大切です。どのような写真を残してほしいのか、希望されている角度などを細かく打ち合わせをしておきます。
挙式リハーサルでは、誓いのキスの写真の打ち合わせやリング交換の写真を撮ります。挙式前に、カメラマンはどこのポジションについたらいいのかを細かく確認しておきます。バージンロードに立ち入るのは基本的にはNGです。

撮影を始めるタイミング

撮影を始めるタイミングは、なるべく式が始まらないうちに空撃ちして設定を調節しておきます。ここでおよその見当をつけて、式が開始されたら笑顔で撮っていきます。
とにかく飛ばさないように撮りましょう。白トビは復旧不可となってしまいます。新婦のドレスや顔に気を付けましょう。なるべく再生画面で白トビの警告を表示させるようにしましょう。

ピント合わせの目安

ピント合わせの目安は新婦の目元がおススメです。女性の顔にピントが合い、明るさも適度に確保できれば華のある写真となるからです。
カメラはピントの合ったところの露出を基準にして明るさを決めていきます。そのためテクニックとしてはズームレンズで写す場所を決めたら、レンズはそのままにして中心部のフォーカスで女性にピントを合わせると適度な明るさとなります。そうした後に元の画角に戻してシャッターを切ると、いい写真を撮ることができます。

マナーにも気をつけよう

注意すること・マナーも幾つかあります。
まず、式場によって撮影の規制が異なることに注意しましょう。厳かな式の進行を妨げないように撮影しましょう。他のカメラマンの邪魔は極力控えましょう。そして、事前に当日の撮影をすることを式場関係者に伝えておきましょう。

大きな三脚もNG

また、大きな三脚は他の人の邪魔になることがある為、持ち込まない方が無難です。暗い式場内でつまずいて転ぶと危ないので、どうしても集合写真などで使いたい場合は小型のものを選びます。このようなことに注意してウェディング撮影をしてみてください。