読み込み中...

スノボ・スキーにピッタリ!おすすめカメラとその撮影方法

スノボ・スキーにピッタリ!おすすめカメラとその撮影方法

スノボやスキーを楽しみつつ、その様子を撮影しようと思っても、ゲレンデ一面の雪や寒暖差での結露は電子機器には致命的です。滑っている間は手袋を付けているので操作も面倒で、スマホのカメラでは心もとないと感じる方も多いことでしょう。そこで今回は、スノボにおすすめのカメラ商品とその撮影方法について紹介するので参考にしてみてください。

アクションカメラ

まずはじめに、防水機能や耐久性に優れ、小型ながらも高精細な動画や静止画を撮影できるアクションカメラについて紹介します。アクションカメラは、その小ささから手に持つだけでなく、頭や胸、手首やボードなど様々な部位に専用のマウントを用いて装着することができ、ウェアラブルカメラとも呼ばれます。

GoProが有名

基本的に、広い範囲を撮影できる広角レンズ(魚眼レンズ)を装備していて、映像には独特の歪みが生まれ、臨場感たっぷりです。安いものでは3万円台から購入が可能で、最新のもので6万円程度が必要になります。代表的なものとしては、アクションカメラの先駆者ともいえる「GoPro」シリーズが挙げられます。豊富なマウントや高い防水・防塵性を持ち、モデルにもよりますが4Kでの超高画質映像の撮影も可能です。

「SONY FDR」や「SONY HDR」も

他にも、音声でカメラを操作できるボイスコントロールが搭載されており、撮影の際にグローブを外す必要がないのは非常に魅力的です。ハンディカムで有名なSONYからも、アクションカメラとして「SONY FDR」シリーズや、「SONY HDR」シリーズが発売されています。ホームビデオ業界でしのぎを削ってきた実績は、強力な手ブレ補正に活かされています。加えて、専用の防水ライブビューリモコンが付属しており、手首に取り付けて撮影中でも簡単に操作できます。

スノボを撮影するならアクセサリーも!

これらのアクションカメラで撮影するには、カメラ本体以外にも必要なものがいくつかあります。専用のマウントに固定して撮影するのがお手軽ですが、自分や他の滑っている人を追ったり、景色を撮るのには向いていません。自撮りや追い撮りをするには、手持ち用のポールを準備する必要があります。

予備のバッテリーを忘れずに

また、本体は小型なのでバッテリー持ちは良くありません。特に寒い雪山では消費が激しくなるので、予備のバッテリーを用意しておいてください。心配な方はカイロを一緒に入れて保温しておくと、減りが遅くなります。

撮影方法

加えて、質の良い動画を撮るために大切なのは、何よりも手ブレを抑えることです。本体にも手ブレ補正機能はありますが、ジンバル(スタビライザー)を装着すると、より滑らかな映像の撮影が可能です。スノボの撮影テクニックとしては、足元やボードの動きも入るようにカメラの角度が下を向くように調整することが重要です。

キレイに撮るコツ

手持ちのポールを使用する場合は、なるべくいっぱいに伸ばし、ディスプレイで確認しながら撮ると良いでしょう。雪に挿すことで定点カメラのようにもなるので、ジャンプ台などの脇に固定すれば派手なアクションを安定した映像に残すことができます。注意点として、ズーム機能が付いていなかったり、簡易的なものなので、遠くのものを撮影するのは得意ではないことを覚えておいてください。

コンパクトデジカメ

次に、防水コンパクトデジカメとしてオリンパスの「STYLUS TG870-Tough」を紹介します。サイズこそアクションよりも大きいですが、手振れ補正機能やズーム機能も完備し、GPSも搭載しているので、撮った写真の位置情報もわかります。防水・防塵性や耐衝撃・耐寒性能に優れたアウトドアカメラで、本体は4万円程度で入手することができます。同じタイプのカメラの中では最も広角での撮影が可能で、フロントシャッターボタンがあるなど、自撮りに適しているのが特徴です。もちろん動画をとることもでき、専用のスポーツホルダーを装着すれば両手が空くので取り回しも楽です。

360度カメラ

RICOH THETA

また、面白い映像が撮れる商品としては、360度を一度に撮影できるカメラがあります。リコーが販売している全天球カメラ「RICOH THETA」は、防水性や耐衝撃性こそないものの、空から地面までを、カメラの位置からぐるりと見まわすような写真が撮れます。防水ケースもあり、リフトから辺りの景色を見渡す写真の撮影にもってこいです。専用のアプリで、スマホからSNSに写真を投稿することもできます。価格も2万円あれば手に入るので非常にお手軽です。

PIXPRO SP360

他にも、コダックから発売されている「PIXPRO SP360」は、アクションカメラと360度全方位撮影を両立したカメラです。カメラの下は移りませんが、水平方向に360度の視野で撮影することができます。GoProからも360度カメラ「Fusion」が発表されています。
以上のような、スノボ・スキーの際の撮影に適したカメラの多くはレンタルにも対応しています。いずれも3泊4日で5,000円~7,000円あれば利用できるので、費用面が心配な方は検討してみてください。