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「ネオ一眼」!Nikon COOLPIX P900の魅力に迫る!

「ネオ一眼」!Nikon COOLPIX P900の魅力に迫る!

日進月歩で進化するデジタル一眼レフは、写真を趣味とする人たちだけでなく、今までスマートフォンなどで撮影していた層にまで人気が広がっています。観光地や学校の行事などでは、もはやデジタル一眼レフが当たり前の存在になってきています。

Nikon COOLPIX P900とは

そんな中、2015年3月に発売されたこの機種は「ネオ一眼」の代表的な機種だと言われ、今も根強い人気を保ち続けています。なぜなら、見た目がほとんど一眼レフと同じで格好よく、広角から超望遠までレンズ交換なしに明るく撮影でき、充分に高精細な絵を吐き出せるといった点で、今も最新機種に見劣りがしないからです。プロカメラマンの中にも愛用者がいるといえば、人気のすさまじさがわかるかと思います。

特徴・魅力

デジタル一眼レフをぶっちぎる「超望遠」

この機種の魅力は、一台で「超」高倍率ズームが実現できることにつきます。35ミリ換算で、24ミリの広角から2000ミリの超望遠までレンズ交換をせずにまかなえるのは、最新のデジタル一眼レフといえども比肩しうる機種やレンズはありません。さらに、こういったズームレンズを普及価格帯におさめるためには「明るさ」が犠牲になりがちですが、COOLPIX P900は、2000ミリの望遠時でもF値が6.5と驚異的なスペックを誇っています。

望遠2000ミリ、 F値6.5

鉄道や飛行機を撮影する際には200~400ミリの望遠レンズが必要と言われ、鳥の場合は600ミリ以上が最低限必要だと言われています。デジタル一眼レフで600ミリの望遠レンズを購入する場合、最も安価なグレードで10万円、このときの明るさはF6.3です。このF値を4まで上げるだけですぐに100万円を超えてしまうような恐ろしい世界です。振り返ってみましょう。COOLPIX P900は、2000ミリでF6.5。これがどれだけすごいスペックを持っているかということは十分わかっていただけたと思います。加えて、強力な手ぶれ補正機能がついているので、三脚なしに撮影することもできます。

高精細な写真

この機種の画素数は1600万画素です。カタログを眺めていると、2000万画素だとか2400万画素という数字に踊らされがちで、1600万画素という数値には物足りなさを感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、これで充分であると断言します。お店の写真プリントで代表的なL版や、一回り大きい2L版で比較するときに、1600万画素と2400万画素を区別できる人はいないからです。人間の持つ目の能力から考えて、A4サイズまで引き延ばして印刷したとしても1600万画素で充分だと言われています。2015年3月発売ではありますが、すでにその時点で優れた能力を凝縮していたことが言えるでしょう。

広い視野率

ファインダーをのぞいて撮影する際、問題になってくるのが「視野率」です。普及価格帯の一眼レフカメラでは、ファインダーをのぞいたときに見える範囲と、実際にカメラで撮影する際の範囲が微妙に異なり、やや広く撮影されます。この微妙に異なる点がくせ者で、シャッターを切ったときに見えていたものと何か違う点が小さなストレスとなっていきます。

プロのカメラマンも注目するポイント

カメラの醍醐味は、目の前の瞬間を「切り取る」ことにあります。そのため、高級なカメラになればなるほど、シャッターを押したときのフィーリングや、ファインダーをのぞいたときの気持ちよさなどが重要になってきます。それが作品の良し悪しに大きく影響してくるということをプロカメラマンはよく知っています。
さて、同じ価格帯のデジタル一眼レフの大半が視野率95%のスペックにとどまっているのに対し、COOLPIX P900は視野率がほぼ100%です。一瞬を切り取るためにも、この視野率は大きな武器になると言えましょう。

使い方

ここでは、COOLPIX P900の持つポテンシャルを最大限に発揮する使い方をご紹介します。
先にご説明した2000ミリの超望遠撮影ですが、COOLPIX P900はマクロモードにすれば1cmまで近づいての接写ができます。超望遠撮影もマクロ撮影もできる高機能なカメラです。

連写モード

動きのあるものを撮影する際には連写モードを使いましょう。最大1秒に7コマの撮影ができる連写Hモードや、最大で1秒に2コマの速度で200枚撮影できる連写Lモードを活用すれば、きっとベストショットが見つかるはず。

スマホ連携でラクラク転送

そして撮った写真は、wi-fi機能で手元のスマートフォンに転送してSNSで公開しましょう。Android用とiOS用のアプリがニコンから提供されているので、スマートフォンに搭載されているカメラの延長として使えます。

モバイルバッテリーで充電可能

バッテリーが心もとなくなったときも安心です。カメラのmicro-USB端子を使うことで、モバイルバッテリーとつないで充電することもできます。

まとめ

いかがでしたか?超高倍率ズームでありながらマクロ撮影もこなせ、充分に高精細な画素数を持ち、ファインダーの視野率が約100%で、スマートフォンとも連携がとれるこの機種。すべてがコンパクトなサイズに凝縮されていて、どこに持ち出しても美しい写真が撮れるからこそ、COOLPIX P900は人気のカメラでありつづけるのです。

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