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一眼レフ初心者必見!レンズキットの選び方やオススメ商品を紹介

一眼レフ初心者必見!レンズキットの選び方やオススメ商品を紹介

一眼レフで写真を撮りたいと考えている方の多くは、どのようなカメラを買うか事前に吟味しているのではないでしょうか。そんな時にレンズキットという言葉が目に入ったことはありませんか?今回は一眼レフ初心者の方のために、このレンズキットについての解説やその選び方、オススメの商品などを紹介するのでチェックしてみてください。

一眼レフとは

そもそも一眼レフは、カメラ本体とレンズが別々になっていて、レンズを交換することもできます。既に一眼レフを愛用している方々にとって、撮りたい写真に合ったレンズの単品での買い足しや、より機能の優れたカメラ本体に買い替えるのは楽しみの一つでしょう。一方で、これから一眼レフを始める方はカメラとレンズを同時に用意する必要があります。レンズキットとは、カメラのボディ単体ではなく、共に使うレンズとセットで販売されている商品のことを指します。この同梱されるレンズのことをキットレンズと呼び、同種のレンズを単体で購入するよりも安価で入手することができるのが大きな強みです。

レンズキットの種類

標準ズームレンズ

レンズキットは、それぞれのボディに対して1種類しかないこともありますが、様々なキットの中から選択できる場合もあります。標準ズームキットは、ほとんどの一眼レフカメラで販売されているレンズキットで、標準ズームレンズがキットレンズとして付属しています。多くは18‐50mm程度の焦点距離を持つズームレンズになっていて、自分の目で見たものをそのまま写真で再現できるのが特徴です。街並みや人物など、あらゆる撮影シーンにくまなく対応でき、初心者でも比較的簡単に操作できます。

ダブルズームレンズ

ダブルズームキットは、標準ズームレンズに加えて、200mmを超える焦点距離を持つ望遠レンズをセットで購入できます。これは、標準ズームレンズでは捉えられない遠くの被写体が撮影可能なキットレンズです。その他に代表的なレンズキットとして、高倍率ズームレンズキットが挙げられます。18‐130~200mmと幅広い焦点距離をカバーすることができ、ダブルズームキットの機能が1つに集約されたようなキットレンズです。

レンズキットの選び方

初心者向けの選び方として重視するポイントは、どのような写真を撮りたいか明確にすることです。大抵のシーンでは標準ズームレンズで事足り、軽いので取り扱いも楽な上に価格も一番お手ごろなため、標準ズームキットで十分といえます。
しかし、自分の撮影したいものが風景や野鳥など遠くの被写体と決まっていれば、ダブルズームキットの方が良いでしょう。このキットで望遠レンズを買う方が、欲しくなった時に単品で買うよりもかなり安く手に入れることができます。加えて、望遠レンズでは背景ボケや遠近の距離感がなくなる圧縮効果といった、目で見える景色とは違った表情の写真を撮ることもできます。このような変わった写真が撮ってみたいならば、ダブルズームは決して損にならないはずです。

高倍率ズームレンズキットのメリットとデメリット

それならば高倍率ズームレンズキットを買えば一石二鳥と思うかもしれません。しかし、このキットレンズは他のレンズよりも重く、価格も3つのキットの中では最も高額です。とはいえ使い勝手が良いことは事実で、旅行や結婚式など、携帯する荷物を最小限に抑え、且つシャッターチャンスを逃せないイベントでは、広範囲をカバーできる高倍率ズームは非常に重宝します。また、望遠側では花や虫といった小さな被写体をドアップにし、背景をボカしたマクロ撮影も可能です。
以上のように、レンズキットを選ぶ際は予算内に収めるのはもちろん、自分が撮りたい写真のイメージをしっかりと固めておくようにして下さい。

オススメのレンズキット

1. CANON EOS kissシリーズ Xi8

初心者の方にもオススメのレンズキットとして、以下の3つのカメラのものを紹介します。(価格はAmazonを参考、2018/4現在)
CANON EOS kissシリーズのXi8は、オールクロス19点オートフォーカスセンサーによってピント調節をスムーズに行ってくれます。加えて、被写体や周囲の明るさに適した設定に自動で切り替えを行う機能も付いています。特に、ダブルズームキット(73,000円程度)において付属する250mmの望遠レンズは375gと軽く、手振れ補正機能も搭載しており、初心者でも安心して撮影を楽しめるでしょう。標準ズームキット(レンズキット18‐55)は62,000円程度、高倍率ズームキット(レンズキット18‐135 USM)の購入には96,000円程度が必要になります。

2. Nikon D3400

NikonのD3400も入門機に適していて、本体が395gとコンパクトなのが特徴です。標準キット(18‐55レンズキット)に付いてくるVRレンズも205gと非常に軽量で、手振れ補正や素早いオートフォーカスなど機能も充実しており、価格は54,000円程です。ダブルズームキットには、静音オートフォーカスを搭載した300mmの望遠レンズが付属しており、65,000円程度で入手できます。

3. PENTAX K-70

PENTAXのK-70は、特にアウトドアでオススメのエントリーモデルです。コンパクトなボディはグローブをしていてもしっかりとホールドでき、防塵性に加えて防滴性も備えているので多少の水や雪でも問題ありません。加えて、有効画素数やISO最高感度に優れており、星空の撮影においてその性能を遺憾なく発揮できます。高倍率ズームのWRレンズキット(18‐135レンズキット)のみが入手可能で、価格は80,000円程度になります。

まとめ

いかがでしたか?カメラをこれから始めようという方にとっては、レンズキットは種類が豊富でどれを選んだらいいかわからない、という場合もあるかと思います。今回の記事で、少しでもレンズキットについて皆さんにお伝え出来ていたら幸いです。