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【2020最新版】お掃除ロボットルンバの人気5機種を徹底比較したみた

【2020最新版】お掃除ロボットルンバの人気5機種を徹底比較したみた

掃除はできるだけ毎日した方が家がきれいに保たれ、手間もかかりません。ですが仕事をしている人の場合、毎日掃除をする時間を作るのが難しいという人もいることでしょう。そんな人におすすめなのが自動で掃除をしてくれるロボット掃除機です。そんなロボット掃除機の中でも有名なのが「ルンバ」です。
そんなルンバですが、これまでに多くの機種が発売されてきました。そのためどの機種を買えばよいのかわからないという人もいるかもしれません。
そこで今回は、お掃除ロボットルンバの中でも人気の5機種について比較し、それぞれの特徴を紹介していきます。

ルンバとは

ソファーの下にも入り込むルンバ | Hideto KOBAYASHI | Flickr

お掃除ロボットルンバはiRobot社が開発した掃除用ロボットです。世界初の実用的家庭用ロボットとも言われています。2002年にアメリカで開発され、日本にもその年に上陸しました。ボタン一つで掃除ができるということで当時から注目を集めていました。現在でも性能の高さから多くのユーザーを抱えています。

ルンバはこれまでに多くの機種が開発されてきました。搭載されている機能やメリットなどは機種によって異なるため、一概にルンバといっても使用環境などによってどの機種が向いているのかが異なります。選ぶ際に確認してほしいのは以下のポイントになります。
・吸引力
・ナビゲーション能力
・バッテリー容量
・手入れのしやすさ
またこれら以外にもそれぞれに特有の機能があるのでそれも選ぶ際の参考にしてください。

ルンバのおすすめ機種その1.ルンバe5

最初に紹介するのは2018年10月に販売が開始されたルンバe5です。
このルンバの良い点の一つ目は、安価な価格です。そのためルンバが高くて手が出せなかったという人でも買いやすくなっています。安価だからと言って機能性が低いというわけではなく、高機能となっています。
2つ目は清掃能力の高さです。ルンバの中でも最も標準的な600シリーズの5倍の吸引力があり、排気に含まれるハウスダストまで取り除いてくれます。

3つ目はスマホやスマートスピーカーと連携できる点です。これにより家にいなくてもルンバを起動できるようになりますし、スケジュール設定も簡単になりました。
4つ目は水洗い可能なダストボックスです。これにより吸い取ったごみを簡単にかつきれいに取り除くことができます。
5つ目はバッテリーの持ちです。1度の充電で最大90分の掃除が可能なので、途中で電池が切れてしまうということも起こりにくいです。

逆に悪い点の1つ目は、複数の部屋の掃除はできない点です。そのため別の部屋の掃除をしてほしい場合は自分でそこまで運ばなければいけません。
2つ目はスマホとの接続が難しいという点です。前述したようにルンバe5はスマホと連携することができます。ですが接続できるWi-Fiの周波数帯が通常自宅で使うものとは違うため、改めて設定しなければいけません。
以上のことからルンバe5は次のような人に向いています。
・安くルンバを手に入れたい人
・ルンバに長時間掃除してほしい人
・手入れを簡単にしたい人
・出かけた先からルンバを起動したい人

ルンバのおすすめ機種その2.ルンバi7

続いて紹介するのは2019年2月に販売開始されたルンバi7です。 ルンバi7の良い点の1つ目は、室内マップを学習する点です。ルンバi7は搭載されたカメラとフロアトラッキングセンサーにより室内マップを自動的に作ります。そのためランダム走行ではなく部屋の端から順番に掃除をしていきます。これにより掃除をしていない部分を減らしています。 2つ目は、デュアルアクションブラシが搭載されている点です。2本のゴムブラシでゴミをかきあげて吸い込むため、髪の毛などが絡む心配もありません。

逆に悪い点の1つ目は、非常に高価な点です。本体価格が約10万円となかなか手を出しにくい価格になっています。 2つ目は、室内マップをGoogleに提供する点です。部屋の間取り図などのデータを自動的にGoogleに提供してしまうため、それらの情報が知られてしまいます。個人が特定されるような使い方はしないとされていますが、利用方法も明らかになっていないので不安だという人もいるでしょう。 以上のことからルンバi7は次のような人に向いています。
・ルンバに広い部屋を掃除してもらいたい人
・ペットを飼っていて毛のゴミが多い人

ルンバのおすすめ機種その3.ルンバs9+

続いて紹介するのは2020年2月に販売開始されたルンバs9+です。
ルンバs9+の良い点の1つ目は、非常に高い清掃力です。なんとベーシックなルンバの40倍もの吸引力があります。これいより確実にゴミを吸い取ることができます。
2つ目はパワーブースト機能です。カーペットの上などのようにゴミが吸い取りにくい場所では自動的に吸引力を高めてくれるので、環境によって清掃力に差が出ません。

3つ目は自動ゴミ捨て機能です。充電器に戻った際にルンバの中にあるゴミを自動的に集めてくれます。そのため毎回ルンバからゴミを取り除く必要がありません。
4つ目はブラーバジェットm6との連携が可能な点です。iRobot社が販売している自動床拭きロボットであるブラーバジェットを持っていないといけませんが、それを持っているならルンバでの掃除後に自動的に拭き掃除までしてくれます。

逆に悪い点の1つ目は、価格が高い点です。ルンバの中でも最も高く、約17万円となっています。そのため欲しいと思ってもなかなか手が出ない人もいるでしょう。
2つ目はクリーンベース(充電器)が大きい点です。設置するためにそれなりのスペースが必要になります。
以上のことからルンバs9+は次のような人に向いています。
・高い清掃能力を求めている人
・カーペットなどを多く敷いている人
・毎回ルンバからゴミを取り出したくない人
・ブラーバジェットm6を持っている人

ルンバのおすすめ機種その4.ルンバ 960

続いて紹介するのは2016年に販売開始されたルンバ 960です。
ルンバ 960の良い点の1つ目は、自動で掃除を途中から再開してくれる点です。ルンバはバッテリーが少なくなると掃除の途中で充電器に戻り充電します。ルンバ 960では充電完了後、自動的に掃除を中断した場所まで行き、そこから掃除を再開してくれます。

2つ目は進入禁止エリアを決められる点です。ルンバに部屋の1部分は掃除しないでほしいということもあるでしょう。そんな時に見えない赤外線の壁を設定することができ、その部分を避けて掃除してくれます。
3つ目は壁際やカーテン奥といった掃除しにくい場所のゴミも確実に掃除してくれる点です。ルンバ 960にはエッジクリーニングブラシが搭載されているため、壁際などのルンバが近づきにくい場所のゴミもしっかりと掻き出してくれます。

逆に悪い点の1つ目は、カーペット上の掃除には向いていない点です。カーペットのような吸い込みに力がいるような場所でも吸引力が変わらないので、掃除に時間がかかってしまいます。
2つ目は、バッテリー容量が少し少ない点です。最大稼働時間が75分なので、広い部屋の場合は時間が足りない可能性があります。
以上のことからルンバ 960は次のような人に向いています。
・広い部屋を余すところなく掃除してほしい人
・部屋の中にルンバに侵入してほしくないところがある人

ルンバのおすすめ機種その5.ルンバ890

最後に紹介するのは2017年8月に販売開始されたルンバ890です。
ルンバ890の良い点の1つ目は、特殊素材のローラーを搭載している点です。このローラーが床のゴミを一度浮き上がらせてから吸引しています。またローラーにゴミが絡まりにくくもなっています。
2つ目は特定の場所だけを掃除することができます。一部分だけ汚れているような場合にはスポットモードを使うことでルンバの半径60cmの範囲内を重点的に掃除してくれます。

逆に悪い点の1つ目は、バッテリー容量の少なさです。最大稼働時間が60分とルンバの中でも短いので、部屋が広い場合などにはなかなか掃除が終わらない可能性があります。
2つ目は手入れの問題です。ダストボックスの水洗いができないので、細かい部分まできれいにしようとすると手間がかかってしまいます。
以上のことからルンバ890に向いているのは次のような人です。
・重点的に掃除してほしい場所がある人

最後に

ルンバはお掃除ロボットの中でも非常に有名で人気が高いです。そんなルンバにはこれまでに紹介してきたように、様々な特徴を持った機種があります。自分の使用環境に合わせた機種を選ぶことで、よりきれいな状態を保つことができるようになります。
ルンバの購入を考えている方は、一度自分の使用環境や求めている機能をまとめてみてください。