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自撮りをもっと綺麗に!一眼レフを使った自撮り撮影のコツを解説!

自撮りをもっと綺麗に!一眼レフを使った自撮り撮影のコツを解説!

スマホでの自撮りは当たり前に見かける光景ですが、最近はさらに高画質にこだわって一眼レフカメラを使って自撮りする人が増えています。自撮り機能が充実している最近のスマホとは違い、一眼レフはで上手に自撮りするのは案外難しいものです。

せっかく買った一眼レフなのに失敗の連続ではがっかりです。一眼レフの性能を引き出して素晴らしい自撮り写真を撮影しましょう。今回は、一眼レフで上手に自撮りするテクニックを紹介します。

三脚を使った自撮り方法

レンズ 三脚 アナログ カメラ - Pixabayの無料写真

一眼レフカメラを使って自撮りに挑戦すると画角が安定しなかったり手ブレしたりといった失敗をしがちです。最近の一眼レフカメラは軽量化が進んでいるとはいえスマホに比べればずっと重く、特に非力な女性だと重い一眼レフを片手で支えきれません。安定を欠いた状態ではどんなに高性能のカメラでも失敗するのは当然です。

一眼レフを使った自撮りでは三脚を使うことをオススメします。三脚があれば一眼レフカメラの重さは問題になりません。ピタリと安定した状態で撮影できるので手ブレや画角ズレの心配がなく、セルフタイマーを使えば安定したクオリティで自撮りできます。
三脚を使っての撮影はいわゆる自撮りよりもセルフポートレートに近い仕上がりになります。準備に少々手間はかかるものの撮影の幅はスマホの自撮りよりもずっと広くなるのでさまざまなシチュエーションで自撮りが楽しめます。

ポイントは構図決めとピント合わせです。三脚にカメラをセットしたら立ち位置や角度、ポーズを考えて構図を決めたらピントを調整します。最近の一眼レフは高性能なのでオートで撮影しても十分なクオリティで撮影できますが、背景のボケにこだわるならまずは一枚撮影し、写り具合を確認してピントを調整しましょう。

リモートレリーズを使った自撮り方法

一眼レフカメラを使っての自撮りではシャッターをどうやって切るのかが問題になります。スマホの自撮りとは違い一眼レフカメラの場合は構造の関係からある程度レンズから離れる必要があります。スマホのように本体を持った腕をのばしての撮影ではあまりいい写真が撮れません。
離れた場所から一眼レフカメラのシャッターをきるためのアイテムがリモートレリーズ呼ばれるカメラアクセサリーです。リモートレリーズとはいわゆるカメラシャッター用のリモコンのことで、これを使えばカメラから離れた場所からシャッターを切ることができます。

リモートレリーズには有線式のケーブルレリーズと無線のワイヤレスレリーズがあります。シャッター速度や安定性は優先が上ですが、手軽さや自由度なら無線が圧倒的に便利です。自撮り用に使うなら特別な理由がない限り無線が無線式のワイヤレスレリーズがオススメです。

Bluetoothに対応した一眼レフカメラならスマホと接続してワイヤレスレリーズとして使える機種もあります。シャッターだけでなくピント調整や露出も補正できる専用アプリが提供されている機種もあり、自撮りにはとても便利です。
リモートレリーズはカメラから離れた位置でもシャッターが切れるのがメリットです。セルフタイマーのように慌てて立ち位置に駆け寄る必要がないので複雑な構図やポーズにも対応できます。リモコンが自撮りに写ってしまうのがイヤという人は写真にはいらない隠し場所を見つけておきましょう。

綺麗に映るためのポーズや構図は?

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自撮り写真は目線をカメラに向けるか外すかで大きく2つにわかれます。 カメラに目線を向ける自撮りはスマホ自撮りでよく見られ、プライベートの思い出や日常の何気ない一枚など個人的な写真というイメージが強くなります。 目線をカメラから外しての自撮りは芸術性や作品性が強くなるという特徴があります。

目線がカメラに向けられていないことで自撮りでありながら自分そのものではなくその人がいる風景全てをひとつの作品として切り取ります。 どちらが上、ということではありません。それぞれによさがあるので自撮りの目的や仕上がりのイメージに合わせて目線を向けるか外すかを考えましょう。
一眼レフでの自撮りは顔のアップだけではなくバストショットや全身など広い範囲をキレイ撮影できるのが強みです。ポートレート写真として見栄えを良くしたいならクロスラインを意識しましょう。左上から右下、あるいは右上から左下など構図の中にクロスラインが流れているだけで写真全体に動きが出てイキイキとした印象がうまれます。

手を挙げるポーズでも両手を上に上げるのではなく片手だけを上げもう片方の手は下方向に伸ばすようにすると魅力的なポーズになります。 手や足をクロスさせたり左右非対称の背景を選んだりと写真全体の構図にクロスラインが入っているだけで自撮りのクオリティがアップします。単調な自撮りを防ぐためにもクロスラインの構図は意識しておいてください。

一眼での自撮りには広角レンズを使うべし

レンズ Mir-1V レトロ - Pixabayの無料写真

一眼レフカメラで自撮りするなら広角レンズを使いましょう。広角レンズとは焦点距離が短くが広い画角が撮影できるレンズのことです。人間の目よりも広い範囲を撮影できる広角レンズを使うと自撮りにありがちな画角いっぱいに自分しか写っていない構図を避け、広がりのある構図でありながらピンぼけのない写真を撮影できます。グループでの自撮りでも広い画角の広角レンズなら見きれることなく一枚におさまります。

広角レンズはいろいろなメーカーから発売されていますが、セットレンズとして付属している標準ズームレンズがあればそれで十分です。標準ズームレンズの広角レンズ機能は本体に合わせて最適化されているのでカメラ初心者でも安心して使えますし、自撮り用としてなら機能的にも不足はありません。

さらに高性能の広角レンズを購入するなら開放絞り値(F値)の高いものがオススメです。開放絞り値は明るさを示す数値で、明るい広角レンズほど撮影の難易度が下がります。明るいレンズなら夜間撮影にも対応できるのでなるべく開放絞り値の高い広角レンズを選びましょう。

最後に

一眼レフカメラというと難しそうというイメージがありますが、最近の機種は高性能化とともに操作性も向上しているのでカメラ初心者でもクオリティの高い自撮り写真を撮影できます。
一眼レフを使いこなせば地鶏の幅は大きく広がります。日常の一コマだけでなくポートレート撮影や芸術性の高い写真まで、自由な発想で撮影したいろいろな自撮りをSNSにアップロードすれば多くの人から注目が集まります。一眼レフを使いこなして魅力的な自撮りに挑戦してください。